こんにちは、モナリザピラティスHiromiです。
「身体のトリセツ」
前回は、足の構造についてご説明しました。
こんな構造になってるんだね~!
これまで知らなかったよ〜! と、ご感想をいただきました。
骨や筋肉は、外から見えないから・・・ ホントに、自分の身体のことなのに、 分からない ものですよね!
自分のことだからこそ、 知っておくことを 強くオススメします☆
前回の記事、まだご覧になってない方は、 まず前回の記事をお読みくださいね。
それでは、今日は、足裏のアーチについて書いていきます。
タイトルに書いたとおり、アーチは3つ あります。
え~、どこに3つもあるの??と思いますよね(笑)
私も、そう思ってました(^▽^)!
アーチは、重さを支えるのに適した構造です。
①内側縦アーチ(ないそくたてアーチ)
土踏まずの部分です。ここは、すぐに分かりますよね♪
土踏まず、ちゃんとアーチ状になっていますか? ご自分の足を、見てみてくださいね~(^▽^)
②外側縦アーチ(がいそくたてアーチ)
外側にも、縦アーチがあります。 土踏まずほど、大きなアーチではありません。
外側の縦アーチ、ありますでしょうか? 外側に重心が乗っている方は、 この外側のアーチがつぶれているかもしれません。
靴底の外側ばかり、すり減っている方! 身に覚えがありますよね (^^)??
③横アーチ
横にも、アーチがあるんです。
いかがでしょうか? 横アーチの存在、ちょっと分かりにくいですよね?
手で、げんこつを握ってみてください。
手と足の構造、 同じ ということを、 これまでもお伝えしてきました。
げんこつの、つぶつぶが、 中指が一番高いアーチになっていますよね。
足も、グーをした時に、 中指が一番高いアーチになっているのが 正常な状態です。
足で、グーしてみてください。
ツブツブ、ちゃんと5つとも、出てきますか?
そして、中指が一番高いアーチになっているでしょうか?
特に、普段からハイヒールを履いている女性は、 背伸びをしている状態(アーチと反対の形) でいることが多いので、ツブツブが出ないし、 グーをしようとした途端に、足がつる方も多いです。
足裏の筋肉が伸び切って、 足の甲側の筋肉が縮んでいる。 そんな逆アーチ状態のまま 形状記憶してしまっています(;’∀’) 素足で床に立つと、足指が、床から浮く。(浮き指)
これじゃ、どれだけ骨盤だけ歪み矯正したって、 土台が崩れているんですから、また歪みます。
足裏の3つのアーチは、足裏の3点 ①母趾球(ぼしきゅう) 親指の付け根 ②小趾球(しょうしきゅう) 小指の付け根 ③踵(かかと) を結んだラインです。
3つのアーチが、 カメラの三脚のように、 身体の土台を支えています。
三脚が二つ、 あなたの両方の足裏についていて、 しっかりと安定して立っているのを イメージしながら 立ってみてください。
足裏の3点 ①母趾球(親指の付け根) ②小趾球(小指の付け根) ③踵(かかと) 体重の乗っている感覚を感じてみましょう。
3点の存在を感じられたら、 左右の足のバランスも。
重心が左右均等に乗っているでしょうか?
どこかの点が、あまり感じない場合は、 足裏マッサージしてみましょう。 (足裏マッサージの記事は、こちらから )
マッサージして、足裏リセットしてから、 また立ってみて 足裏の3点の接地している感覚を感じてみます。 マッサージする前より、改善されているはずです(^▽^)
アーチが崩れているのは、 欠陥住宅と同じです。
衝撃を吸収する足のバネの機能がなくなり、 歩行時の骨格への負担が増え、 運動のパフォーマンスが低下するのはもちろん、 外反母趾や巻き爪、全身の不具合の原因になります。
外反母趾は、様々な手術法があります。
たくさんの選択肢がある、ということは、 手術で根本治療が不可能だからです。
根本治療したいなら、病院では不可能です。 自分で、自分のケアをするしかありません。 外反母趾の根本治療の方法は、 足裏のマッサージと、 グー・チョキ・パー ✖ 毎日100回!
それだけで、手術無しで治る人が多いんです。
手と同じぐらい、足を使えば、 足裏の機能が回復し、全身の健康につながります。
お金持ちなら、 毎日フットマッサージに通えばいいですが(笑)
コツコツ、セルフケアするのが、一番です♪
足裏の筋肉も、年齢とともに衰えます。 何歳からでも、身体は、手をかけた分だけ、必ず応えてくれますよ☆
チリも積もれば、で、足にも、手をかけてあげましょうね(^▽^)
それでは、今日はここまで。
お読みくださり、ありがとうございます(^▽^)/