こんにちは、モナリザピラティスHiromiです。
自己紹介に続いて、ピラティスのインストラクターになったことについて書きます。
FTPマットピラティスアドバンスインストラクター (グループレッスン)
十数年前、ピラティスと運命の出会いをした私は、
「ぜひ、このメソッドをマスターして、自分と家族と、周りの人に伝えたい!」
「みんなで、健康になるのに、必要な知識だ!」と思いました。
それまで、私は、普通のOLでしたから、人前に立って講師をする、という経験は
ありませんでした。
ですが、伝えたい!という情熱だけで、インストラクターの資格を取得することを決意。
幼い子どもたちを家に残し、大金はたいて、一人きり、知人もいない県外の講習会に参加しました。
すると、私の他に参加していた方は、体育大学卒業とか、
フィットネス業界で〇〇年も働いている方ばかり。圧倒されました(;^_^
自己紹介の時に「なんのお仕事ですか?」と聞かれて
「事務職です」と私が答えると、「ジムで働いているんですか?」と。
つまり、トレーナーさんばかりの中に、
一人、本当に場違いなところに迷い込んでしまった(;^_^A
もちろん、人前で、覚えたばかりのエクササイズをすらすらと指導した経験なんて、
一度もありません(;’∀’)
「どうしよう。。。」
初日が終わり、ホテルの部屋で「しまったー!」と思いました。
「もう、泣いて帰りたい(´;ω;`)ウッ…」
私、大人になって、何をやってるんだろう。。。?
子どもを残して、大金使って、場違いなところに来てしまった。
何も知らなかった。
知らなかったからこそ、無謀すぎるチャレンジをしてしまった。
知っていれば、絶対に、こんなこと、しなかった!!!(涙)
だけど、だからこそ、これは、タダでは帰れないわ!!
転んでも、絶対にタダでは起きない!!
死ぬ気で、頑張ろう! 何がなんでも、合格したい!!
午後には筋肉痛になるほど、動きっぱなし。
動きながら、先生のセリフは、すべてノートに速記して、
ホテルに帰って、徹夜で丸暗記。
それを繰り返して、どうにかこうにか、泣きながら頑張って、
ベーシックのライセンスを取得することができました。30代前半の頃のことです。
それから、また、数年後に、上位のアドバンスの資格を取得する機会がありました。
合格率は、めちゃめちゃ低く、難しいとの評判です。
「ま、ダメ元でチャレンジしてみよう。合格はともかく、知識を得られることには、
間違いないから。」
それで、チャレンジしました。
ちょうど、オリンピックの期間中でしたので、
「お母さんも、金メダル(合格)取るつもりで、頑張るからね!」
と息子たちに言いながら、またも、徹夜と筋肉痛の日々です。
夜中も、オリンピックの中継を流しながら、選手の姿に励まされて頑張りました。
オリンピックの度に、あの頃のことを思い出します。
30代の受験生でした(笑)
そして、やっぱり、どうせやるなら、試験も合格したい!
と必死で頑張った甲斐もあり、また、運も良くて、雲の上と思っていた
アドバンスのライセンスにも合格することができました。
ニューヨークの本部から送られてくる結果通知と合格証を、
結果発表までの一か月間、毎日ポストをのぞいては、ドキドキしながら待っていました。
今は、もう、アドバンスの試験自体、なくなってしまいました。
アドバンスのエクササイズはハード過ぎて、一般の人に指導することなんて無いし、世界的な基準が統一された、とか、そんな感じで、ライセンスの体系が変わったらしいです。
ということで、普通の兼業主婦だった私は、ピラティスの先生としての活動も
ライフワークとして、並行することになりました。
ベーシックのライセンス取得後から、他の先生のレッスンにアシスタントとして参加して勉強させてもらったり、
代行(代わりに先生をすること)や、ライセンス取得コースにも毎年参加して復習しながら、自分のクラスでレッスンをスタートしました。
そして、アドバイスのライセンス取得後から、カルチャースクールで講師としての活動も始めさせていただきました。
家族や、周りの皆様に支えられて、これまで16年以上、延べ12,000人以上の女性の健康づくりをサポートさせていただくことができました。
今では「ピラティスの先生」というアイデンティティが、私の背骨!
人生、いろいろありますが、どんな時も、しっかりと自分を支えてくれています(^▽^)
これからも、初心を忘れず、感謝の気持ちをこめて、効果的なレッスンをご提供していきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いします(^▽^)
次の記事につづく。
女性のための骨格調整系ボディメンテナンス
目次